本を読んでいる。
以前からいろんな本を読んでいることは、言葉として残してきた。
ここ数日で読み終えた本を読んで、感じたことを改めて言葉にしたいと思ったことがあった。
先日ふと立ち寄った本屋で、セールで買った本。
星野源さんの、『いのちの車窓から』。
星野源さんといえば、音楽家であり、俳優であり、ラジオパーソナリティーであり、僕は表現者であると思っていた。
文筆活動をしていることは、このブログを通して知った。
いつか誰かが『いのちの車窓から2』を読んで、救われた的なブログを書いていて、頭の片隅にあった。
たまに行く本屋のセール本はビニールで包装されていて、中の文章を読むことはできない。なんとなく直感で読んでみたいなと思ったら、自分の感覚を信じて買ってみるようにしている。だから買った。
星野源さんについては、経歴とか、どんな人なのかとか全然知らないのだけど、
『いのちの車窓から』を読んで、大きな病気をしてきたり、苦しい思いをたくさんされてきた人なんだということが伝わってきた。
この本は1篇が数ページで構成されたエッセイ集で、とても読みやすい。
それに加えて文章そのものも、等身大の言葉が紡がれていて、文章を読んでいると源さんの声で音読されて包まれるような優しさがある。(気がする。とても読みやすいのである。)
夜明け前の街を散歩するエピソード、文章が苦手だったエピソード、紅白初出場が決まった時のエピソードなど、いろんなエピソードが詰まっている。
彼の昔のエピソードは、どこか自分と少し影が重なるような印象があって、余計に入り込めた。
そのうちの1篇に、「人見知り」というエピソードがあってなんだか自分のことを思い返し、恥ずかしくなった。
ある日、ラジオ番組のゲストに出た時「人見知りなんです」と自分のことを説明していることに、ふと恥ずかしさを覚えた。
(中略)
それまで、相手に好かれたい、嫌われたくないという想いが強すぎて、コミュニケーションを取ることを放棄していた。コミュニケーションに失敗し、そこで人間関係を学び、成長する努力を怠っていた。
それを相手に「人見知りで」とさも被害者のように言うのは、「自分はコミュニケーションを取る努力をしない人間なので、そちらで気を使ってください」と恐ろしく恥ずかしい宣言をしていることと同じだと思った。
ガァーーーーっと自分の心をぶっさしてきた文章が、印象的だった。
確かにコミュニケーションを取ることから逃げようとしていただけかもしれないな、ととても自省した。
源さんはそれ以来、人見知りだと思うことをやめ、心の扉は常に開くようになったという。
そもそも人見知りだと思ったのは、「お前ウザいよ」と幼少期に言われたからだという。
人見知りだと自分を認識するきっかけは、僕も同じような話だったのでここもなんだかとても腹落ちした。
結局、これも心持次第だと感じた。
この文章を読んでから、さっそく自己紹介する機会があった。
これまでは惜しげもなく堂々と「人見知りなところがありますが、よろしくお願いします。」と言っていたが、今回は「人見知り」だということは言わなかった。
しゃべるとたどたどしさがあるけれど、等身大の自分をぶつけようと自分の言葉を恥ずかしがらずに伝えられた。(気がする)
これもまた、自分を変えれたきっかけになると思いたい。
表面上は、人に嫌われないようにいたいと思っていたのかもしれないけれど、嫌われたっていい。うざがられたっていい。
好きな人には好きだと伝え、好きな気持ちを持ち続けていられるように、努力したい。自分にうそをつかず、自分は人が好きなんだという気持ちを忘れないようにいたい。
んん~いい週末でした!
懸垂も順調に進捗し、あと120回で5万回です!!!節目!!
ワンピースの新世界編に入る前みたいなワクワク感があります。
これから映画観に行って、スマホの機種変をしてきます😊
機種変するのもとても久しぶりなので、わくわくです。
ではまたいつか✌︎
👇こちらもお手隙であれば是非!